Zero food hunger
Do you know that there are people suffering from food hunger?
突然食糧飢餓といわれてもその「食糧飢餓」というワードが何か分からない人も、もしかしたらいるかもしれません。なので、まずは食糧飢餓とは何かについて説明します。
What is food hunger?
長期間にわたり十分に食べられず、栄養不足となり、生存と社会的な生活が困難になっている状態のこと。
The state of hunger in the world
今現在食糧飢餓によって苦しんでいる人は日本ではあまり目にしませんが、世界全体に目を向けてみると沢山います。
現在の食料飢餓の状態は、このようになっています。
割合だけではわかりにくいので世界の状態を1クラス40人に例えて考えてみると、
「食料不安のない状態」(安定して十分な量の食料を手に入れることができ、食料の質にもこだわることができる状態)である人は、26.9人
「中程度の食料不安」(食料の量が十分でなかったり、安く手に入る健康にはあまりよくない食品に頼ったりせざるをえない状態)である人は、6.5人
「深刻な食料不安」(その日食べるものがない、明日以降も食べ物を得られるかわからない状態)である人は、3.9人
となっています。
Food waste and food loss in the world
食料廃棄物と食品ロスと言う言葉は似ているように見えて実は少し違うのです。
「食料廃棄物」は、そもそも食べることができない部分だったり、腐ってしまった部分などの本来食べられないもの。
「食品ロス」とは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品。
このように同じように見えても大きな違いがあります。
では早速、世界の食料廃棄物がどのぐらいあるのか見ていきましょう。
世界の食料廃棄物の量は、このようになっており、グラフには、食品ロス分と表されています。
やはり割合だけではわかりにくいので東京ドームの数に例えてみると、
約1050個分もの量が食べられるのにもかかわらず捨てられているという現実があります。
What we can do to eliminate food hunger
・世界の現状を知る
正しい状況を知ることによってどのような行動、取り組みを行うべきなのか適切に考えることができるから。
飢餓や栄養不良が起こる背景や、改善するための方法などを理解することが、支援の第一歩になるかもしれないから。
・今の世界の現状を世界の人々に伝える
現状を発信して、たくさんの人に知ってもらうことで1人1人が意識するようになり改善へ近づけるから。
・食品ロスをなくし、食料必要としている国に送る
量が多すぎて、賞味期限・消費期限を切らしてしまうものをあらかじめ把握しておけば、その余ったものをほかの国に送ることができるから。
・ 支援を行う団体・組織にお金を寄付をする
支援を行う団体や組織に寄付をすることによって、直接は寄付することは難しいですが、間接的に支援することができるから。
このような取り組みにたくさんの人が協力していくことが必要なので、まずはみんなでたくさんの人に広めていきましょう!!
参考リンク:公益財団法人 日本ユニセフ協会
ロングライフジャーナル